サブゼロ装置

大陽日酸株式会社(社長:永田研二)は、ストレートスルー型と大型開口型の2機種の新型サブゼロ装置を商品化しましたのでお知らせいたします。

新型サブゼロ装置2機種の販売開始のお知らせ

特徴

概要

サブゼロ処理とは?

  • 焼入れ(割れが発生し易い製品は湯戻し)後に行う熱処理である。
  • 焼入れ鋼を0℃以下(-60~-80℃)に急速冷却する熱処理である。
  • 焼入れ鋼中の残留オーステナイトをマルテンサイトに変態させる。

サブゼロ処理の効果

残留オーステナイトは常温でも徐々にマルテンサイトに変態する性質があるが、この経年変化(体積変化)による製品の寸法狂いや割れを防止することができる。
残留オーステナイト(柔らかい)をマルテンサイト(硬い)に変態させることで製品の硬度を大きくすることができる。

製品紹介

液化窒素(-196℃)式 急速冷凍・冷却システム クールマイスター CMSシリーズ


上扉手動開閉型装置(CMS-M)


前扉式自動開閉型装置(CMS-A)

  • 庫内温度-120℃到達まで10分以内
  • 安価なメンテナンスコストと省スペースで故障の少ないシンプル構造
  • 廉価な標準仕様から高度な制御、自動ラインの組み込みまで幅広く対応

使用用途

自動車用部品(ベアリングなど)、航空機部品(シャフトなど)、精密部品(ゲージブロックなど)

よくあるご質問

  1. 復温機能は非常にいいと思いますが、窒素雰囲気で復温させるのですか?
    温度制御はヒータを使用するのですか?

    窒素雰囲気でヒータを使用して復温します。お客様に非常に喜ばれている機能です。

  2. 大陽日酸のサブゼロ装置と他社製品との違いはなんでしょうか。

    機械式との比較においては、温度領域が一番の違いです。また、同じ液化窒素式との比較においては庫内の冷却スピードが速いことと、復温機能が特徴の一つです。

  3. 液化窒素で本当に温度管理を担保できるのか。

    できます。機械式ですと70℃までのサブゼロ領域までが限界ですが、液化窒素式であれば150℃までの超サブゼロ領域まで対応可能です。

  4. 本当にサブゼロ装置の引き合いは増えているのか。どのような業種か。

    増えています。特に自動車、航空機部品メーカー様からのお引合いが多いです。

サブゼロ装置 リーフレット

工業ガスユニット ガス事業部 営業開発部

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