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2025/02/17
ニュースリリース

『チーム美らサンゴ』にメンバー企業として参画
持続可能な未来の実現に貢献

日本酸素ホールディングスグループの日本産業ガス事業会社である大陽日酸株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:永田 研二、以下 当社)は、沖縄県恩納村のサンゴを守るための活動を行う『チーム美らサンゴ』にメンバー企業として参画しました。本参画を通じて、当社は、日本の生物多様性の保護に積極的に取り組み、環境保全意識を高めながら、持続可能な未来の実現に貢献してまいります。

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 チーム美らサンゴ ロゴ

サンゴの植え付け(チーム美らサンゴWebサイト)

1.「チーム美らサンゴ」について
 サンゴ礁には、海に生きる生物種の約30%が暮らしているといわれ、生物多様性の保全上、特に重要な生態系です。沖縄県の海域にあるサンゴ礁は世界有数の規模を誇りますが、地球温暖化をはじめとする環境破壊により、大きな影響を受けています。この結果、海の生物たちが暮らす環境が失われ、生物多様性が損なわれています。
 その状況の中、水中景観を取り戻すことを目的に、2004年に沖縄県内外の企業が集まり、「チーム美らサンゴ」が設立されました。サンゴの苗の植え付けプログラム等の啓発イベントを通じて、沖縄県恩納村のサンゴ保全活動を行うとともに、「美ら海を大切にする心」をより多くの人々に広げることを目的に活動しています。
 2025年1月現在、16社の企業と地元関係者の協力、環境省・沖縄県恩納村などの行政の後援により活動しています これまで発足から20年間で約19,500本のサンゴ苗を植え付けました。この活動に対して、2015年に環境省主催の「第3回グッドライフアワード」にて環境大臣賞最優秀賞を受賞し、2023年には「全国豊かな海づくり大会 北海道大会」にて水産庁長官賞を受賞するなど、チーム美らサンゴの取り組みは高く評価されています。
※ご参照:チーム美らサンゴ詳細ページ

2.参画の背景
 サンゴは体内に共生している褐虫藻が光合成を行うことで、大量の海洋二酸化炭素(CO2)を吸収します。しかし、サンゴ礁の消失により、COの循環機能が衰え、地球環境が悪化しています。当社では、サンゴ礁を守るための活動として、社員参加型の『チーム美らサンゴ』に参画することを決定しました。サンゴ礁が生物多様性や地球環境にとっていかに重要な役割を果たしているかを学び、当社はサンゴ礁を中心とした生態系の回復に貢献します。
 本参画により、サンゴの苗の植え付けプログラムへの参加、その他の活動への協力等を通じてサンゴの保全に取り組みます。また、同プログラムには当社社員及びその家族に参加する機会を提供し、生物多様性保全活動への関心を高めます。
 尚、当社親会社の日本酸素ホールディングス株式会社(社長 CEO:濱田敏彦)は、沖縄や世界のサンゴ礁の保全に主体となって取り組んでいる沖縄科学技術大学院大学(学長:カリン・マルキデス学長、以下OIST)の『OISTサンゴプロジェクト』にスペシャルパートナーとして参画しています。



本件に関するお問い合わせ

大陽日酸株式会社
広報部: 03-5788-8015