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2024/01/26
ニュースリリース

タイにおけるトヨタ自動車のカーボンニュートラルの取り組みを水素供給で支援

日本酸素ホールディングスグループの日本産業ガス事業会社である大陽日酸株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:永田 研二、以下、大陽日酸)はトヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:佐藤 恒治、以下トヨタ社)がタイで推進している、カーボンニュートラル(以下、CN)社会実現に向けた水素の利活用の取り組みを支援しています。今後も当社はCN社会の構築に向けた事業を進めます。

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【タイにおける支援内容】
当社がトヨタ社に向けて実施した支援内容は以下の通りです。

①:物流における実証実験でのFCトラックへの水素供給
トヨタ社はタイ国内のCNの取り組みとして、「データ」「モビリティ」「エネルギー」の3つをテーマに物流効率化のための実証実験を行っています。その中の「モビリティ」では、同社の“マルチパスウェイ”の考え方の下、さまざまな形態のモビリティを活用した実験が行われており、当社はFCトラック向けの水素を日本酸素ホールディングスグループのニッポンサンソ・タイランドと共に供給・支援しています。
当社の支援方法は、水素を充填・供給ができる当社独自開発のパッケージ型水素ステーション「ハイドロシャトル」より、FCトラックに直接水素の供給を行いました。ハイドロシャトルは水素ステーションを構成する4つの主要機器であるディスペンサー、プレクール装置、水素圧縮機、水素蓄圧器を一体化ユニットにしたことに加えて、各機器自体も構造をシンプルにした移動式の水素ステーションです。

ハイドロシャトル㊧による水素供給の様子


②:10時間耐久レースにおける水素エンジン自動車への水素供給
2023年12月22~23日の2日間、タイのブリーラムで「IDEMITSU SUPER ENDURANCE SOUTHEAST ASIA TROPHY 2023」(10時間耐久レース)が開催されました。このレースにはトヨタ自動車の水素ガスを燃料にして走る水素エンジンカローラ「ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept」が出場しました。当社はニッポンサンソ・タイランドと共に、同車両への水素供給を行い完走まで支援しました。

 

10時間耐久レースで水素エンジンのカローラに水素を供給

 

本件に関するお問い合わせ

大陽日酸株式会社 広報部
TEL: 03-5788-8015
Email: Tnsc.Info@tn-sanso.co.jp